コロナの真っ只中、渡航したトロントはお店も屋内活動も禁止されていて、あまり人に出会わないまま数ヶ月が過ぎました。
夏になり、そろそろ人恋しくなってきた頃にやっと屋内では20人、屋外は50人を超えなければOKと言うことになりました!
日本で続けていたバレーボールをトロントでもできないかとMeetupでまずは探したところ、屋内の体育館はコロナの影響でまだまだ貸し出しているところがない中、ビーチバレーは活動し始めているグループがあることを発見して参加してみることにしました。
日本人にとってビーチと言うと、海辺と言うイメージですがトロントは海なし州なのでオンタリオ湖沿いの砂浜ビーチとなります。しょっぱくない水、そして湖沿いのビーチってどんなものなのか予想がつきません。
ビーチバレーの会場はAshbridges Bay (Woodbine Beach)と言うところ。トロントのダウンタウンを越えて東側に位置しています。
ダウンタウンから行こうとすると、自転車で20-30分、TTCを使うと30-40分くらいのところにあり、トロントでビーチと言えば大体このビーチが入ってくるメジャーなスポットです。ダウンタウンからこんなにアクセスの良い場所にビーチがあってバレーが楽しめるなんて、とても贅沢です。

訪れたのですが、さすがカナダ・・スケールの大きいこと!
ビーチを見渡すとざっとビーチバレーコートが100コートくらいはあります!( ̄∇ ̄ ;)
東京でもお台場でビーチバレーをしたことがありますが多くても10コートくらいだったような。。。
これじゃ自分のチームを探すのは不可能なので、バレーボール主催者が毎度コート番号を教えてくれます。

これまでほとんど屋内バレー経験しかないのと、コロナによる体力不足でビーチバレーについていけるか心配でしたが、割と初心者向けにも優しいグループだったのでワイワイと楽しく参加することができました。
とても参加しやすいなと思った理由の一つに参加者が国際色も背景もバラバラで、誰でもWelcomeだったこと。英語も流暢に話せるわけではないので不安もありましたが、多様な街トロントでは「アジア人だから」と差別されることはありませんでした。
実際どんな人が参加していたかと言うと、カナダ人に加えてロシア、メキシコ、中国、インド、アルメニア、アルゼンチン・・・出身と国名を挙げればきりないくらいです。

バレーボールを存分に楽しんだ後、ビーチがどんな様子なのか見てみることに。
バレーコートを背に振り向くとこれまた広いビーチが続いた向こうに水面が見えます。
夏の海と言えば日本はすごく混んでいてシートを敷き詰めるイメージですが、日本人感覚で言うとカナダのビーチのスカスカなことに驚きます(笑)砂浜に寝転んで日焼けしている人もいれば水でチャプチャプ遊んでいる人もいます。
渡航して冬が続いたのでこのスケールと自然と夏の過ごしやすさに感動しているからかもしれませんが、トロント(カナダ)がすごく生きやすいなと思う理由の一つに、人の目を気にしないで自由に生きられる、と言うことがあります。
トロントには色々な人種(肌の色)がいて、それぞれを認め合い、その人らしさを美として尊重する文化。日本にいた時に感じた「美白しないといけない」とか「体型(人の目)が気になるからビキニなんて着れない」と言うような縛りはありません。女性として、30代として、「こうでないといけない」と周りから言われたり、暗黙のプレッシャーをよく感じましたが、カナダに来てからはそういった呪縛から解き放たれた気分です。

さて、ビーチにくると以外に湖に入っている人は多くありません。水はすごい綺麗とは言えませんが、泳げなくはない感じでしょうか。
どんなものかと水に足を浸してみると・・・冷たい!(; ̄Д ̄)
砂浜にいる間は日差しが強くてとても暑いのに、湖は容赦無く冷たいのです。。。これは、ビーチで寛いでいる人がたくさんいても、湖に入っている人があまりいないわけです。夏とは言え、日本のように海が暖かくはならず、カナダの寒さを思い知った瞬間でした。
(*浅い水面であれば日差しが強い日が続けば泳げる程度の温度に上がります)

ちなみにこういった州が管理する公園などはしっかり管理されていて、トイレなどそれなりに綺麗な施設もちゃんとあるのが嬉しいところ。
まだまだ旅行もできず、学校・仕事生活でなかなか自由時間も取れないところですが、今年の夏はこのビーチとバレーを満喫したいと思います。
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