バンクーバーへ到着!
実家を出発する前日から全く寝る暇がなかったので、ブルーのことが心配ながらも飛行機の中では休まないと!と言い聞かせて爆睡し、あっという間にバンクーバーへ。機内は流石にほとんど乗客はなく、日本人、そしてインドやフィリピンなどから乗り継いできたのか東南アジアからの乗客がちらほらいる程度でした。
ブルーにすぐに会いたい気持ちはやまやまですが、まずは入国審査を経てビザを発行することが第一優先となります!飛行機が少し遅れたために、本来乗り継ぎ時間は2時間以上のはずが、ビザを発行する時間を含め、バンクーバー→トロント便へ乗り継ぐまでに1時間半程度しかありません。
コロナ禍の渡航にあたり、入国審査時に提出しなければいけない資料がいくつかあります。
・ArriveCanのアプリ画面
・陰性証明書
・学生ビザの承認証明・学校からの「渡航許可依頼」など。
・2週間隔離をしなくてはいけないので、隔離先の住所、隔離計画書
・渡航が必須である理由
問題なく入国審査が進み、次はイミグレーションオフィスにて学生ビザの発行手続きです。
インターネットでは以前ビザを拒否されて強制帰国になった日本人がいたと聞いていたので不安になりながら、同じ便に乗っていた日本人と一緒にイミグレに向かうことに。知らない人でも同じ境遇の人がいると心強い!無事2人ともビザが発行されました。
この時点でトロント便乗り継ぎまで45分。ブルーをピックアップして再度チェックイン・・・
ちなみにペットを預ける場合、通常の荷物レーンではなく規格外サイズの荷物引取所から受け取ることになります。
また預入の荷物のうち一つでも乗換地で再預け入れになると、他の預け入れ荷物(スーツケース)も全てピックアップ&再チェックインが必要になるとのこと。犬と渡航するみなさんは、乗換地にてスーツケースを忘れないよう注意してくださいね!
トロント便へ間に合わず
ブルーが無事にバンクーバーフライトを乗り切れたのか不安になりながら引取所に向かいます。
便が到着して1時間近く経っているので、ブルーはとっくに引取所に届いていると思ったのですが、他に小さなワンコはいるもののブルーの姿は見当たりません。近くにいた荷物の係の方に聞くと、犬を届けてくれるようリクエストしてくれ「あと5分で来るから」とのこと。
2月中旬の寒い時期なので、ブルーが寒がっていないか不安になりながら待ちますが、5分経っても10分経っても出てきません。。。
係の人に再度お願いして、20分後にやっとブルーと再開です!疲れた雰囲気はありますが元気はあり、給水機に入れた水をガブガブのみ、おやつもバクバク食べます。私たちが心配するよりもワンコ達は体力があるようで、一安心です。
スーツケース2つと巨大ケージをカートで運び、国内線カウンターに到着すると、
「もうゲートが閉まったからこのトロント便には乗れないわ」とショックなニュースを伝えられます(´□`川)ゝヵ゛-ン
不幸中の幸いは、同日にもう一本トロント便があり振り替えてくれるとのこと。
ただし、次の便は5時間後。。。
5時間もブルーをケージに入れたまま!?と思った瞬間、「時間があるから、食事休憩でもして1時間前にまた来て」と隔離しなくてはいけないはずのブルーと私をリリース。コロナ禍で隔離が求められている中、海外から来た人を簡単に行かせていいの!?とカナダのリラックスした空気の衝撃を受けます・・・
ケージに入っていない犬を空港の中連れて歩いていいのか、セキュリティのおじさんに怒られたりしないかビクビクしながらの4時間。
トロント生活の始まり
5時間の待機中、特に怒られたりすることもなく過ごし、ブルーを再チェックインへ。
便の中でうとうとしながら残り30分でトロント着となった頃、急にブルーの声が。
何かで火がついたのか、ギャンギャン吠え続けます。
貨物室の音は遠くて聞こえないと思いきや、すごく近くにある様です。やまない鳴き声は耳をつん裂くようにはっきりと客室全体に響き渡り、冷や汗をかく私の横で「かわいそうね、あと少し頑張って欲しいわね〜」とCAさん達が話しています。ある意味、客室から我が子の生存確認ができたのは良かったのですが、他の乗客に申し訳なく、泣き出す赤ちゃんを連れて飛行機に乗る親の気持ちがわかったような気がします。。
結局30分間ブルーは吠え続けトロントへ到着。もちろん出てきたブルーは無事です。
ここから2週間の隔離が始まります。基本的には外に出たり、買い物をしたり、他の人と接触することはできません。
空港からの移動はタクシーのみ(公共交通機関は禁止)、唯一許されているのが、車を降りずにドライブスルーなら買い物をしてOK とのこと。夜中なのでマックくらいしか開いてなく(涙)、次のデリバリーを頼めるまで2−3日生き延びられるようハンバーガーを買い溜めて滞在するNorth YorkのAirbnbへ。
到着時のトロントの気温がー14度で雪も残っている中でしたが、運転手さんに手伝ってもらい、真夜中1時にやっと到着することができました。
実家を出発してから24時間。コロナ禍、ワンコとの渡航と本当に長旅でしたが、無事に2人で来れたことが嬉しく、
そして夢見たカナダ生活が始まると思うと、疲れも吹っ飛びます((´I `*))♪
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