学生ビザががなかなか降りず一悶着あったカナダ出発ですが、急な学生ビザ承認メールから1週間、バタバタと準備をしてあっという間に出発日となりました。
コロナ禍の出発でコロナ陰性証明書が必要なのですが、実家のある静岡県には、東京のように海外渡航に向けた72時間以内の検査証明を出してくれる病院機関が少なく、1時間はるばる運転しての検査をしてきました。検査結果をもらったのは出発前日。陰性だったらこれまで準備してきたことが全部台無しだ〜と覚悟しましたが、無事陰性でカナダに渡航できることになりました^^
愛犬ブルーへの負担も考えて、本来トロントへ直行便を予約していたのですが、1ヶ月前にトロントへの直行便は全て欠航になったとの連絡が。コロナの影響、本当にどこまでも続きます。。なので今回はバンクーバー経由でトロントへ渡航することに。
通常の旅行と違って不安なことがいくつかあります。
まずは、バンクーバーの乗り換え時にうまく学生ビザを発行してもらえるか。1週間前にメールで受け取ったビザ承認連絡はあくまでも連絡であって、ビザ実物はカナダ入国地のイミグレーションにて発行してもらう必要があります。資料が足りなかったりしてビザが発行できなかったら、コロナ禍では入国も認められません。ワンコを連れて、そのままトンボ帰りなどできるのでしょうか。。。
そしてワンコのこと。飛行機の貨物室は気温調整がされているとは言え、2月の真冬です。慣れないケージで、誰もいない場所で、飛行機の揺れと騒音と寒さに耐えられるのかとても不安。。。成犬であればほとんど何か飛行機で問題があることはないようですが、到着してブルーが元気に出てくるまでは不安との戦いになります。
家族にしばらくのお別れをして空港へ。
フライトの3時間前に検疫の予約をしているので、ワンコと成田空港へと向かいます。今回新幹線・電車で空港へ向かうのですが、飛行機に入れるブルーのケージは公共交通機関で持ち込める大きさではなかったので、空港へ宅急便として送っていて、空港でケージの入れ替えとなります。
建国記念日と週末に挟まれた金曜でしたが、空港はガラガラ。コロナ前の賑やかさが懐かしいです。
成田空港でまず向かったのは検疫所。成田・羽田の空港には各ターミナルに検疫所があるようで、エアカナダがある第1ターミナルの場合は、中央塔2階にあるとのこと。2階に上がったところでサポートセンターを目印にし、その向かい側のドアが検疫所入り口となります。
中に入って検疫所に着くと、まずは受付で資料の確認をします。
その後呼ばれて検査室で、ブルーの体調やマイクロチップの確認を行い、検疫終了。検疫証明書をもらって完了です。
実家を出発してから4−5時間経っていたので、フライトのチェックインを前にブルーのトイレ休憩へ。
他のワンコ達もみんな検疫後にトイレ休憩に行くのでしょう。検疫所で、外の空き地への出入り口を教えてもらい、リフレッシュ&おやつ&トイレ休憩へ。ちょこっと外に出れる場所があるのはとてもありがたいです。
検疫を無事に終えて、次は飛行機に乗る準備となります。
出発ロビーに向かい、事前に送っていたブルーのハードケージとスーツケースを受け取ります。小さなキャリーからハードケージへブルーを入れ替えますが、空港がガラガラなおかげで恥じらいもなく荷物を広げて作業できるので助かります。
飛行機にワンコを乗せるにあたり、いくつか注意点があります(エアカナダの場合)
- ケージ内にはご飯やおやつを入れないこと。万が一喉に詰まらせたりする事故を防ぎます。
- ご飯用のボウルは入れないこと。(上記同様、事故を防ぐためフライト中に乗務員がご飯をあげてくれることはないようです)
– 食事は1時間以上前にあげること。これも吐いたりして喉に詰まらせたりするリスク防止になります。
- 水用の入れ物は入れておくこと。(ただしケージに固定できるもの。水は乗務員が補給してくれるのでしょうか)
- ケージの下にトイレシーツを引いておくと良い(特に長いフライトの場合)
あとはお気に入りの毛布やタオルなどを入れてあげたりするのは OKなので、ケージの中にブルーの好きな毛布も入れておきました。
通常フライトの2時間前にチェックインをしてすぐセキュリティに向かいますが、空港がガラガラなのと、係員さんの心遣いでフライトの1時間前までチェックインカウンターでブルーの様子を見ながら一緒に居させてもらうことができました。
チェックインでは、ブルーを追加荷物として預け入れ&支払いと、輸出に伴う書類を確認してもらいます。
ここからバンクーバーでブルーに再会するまで10時間程。初めての飛行機と長旅、ちゃんと耐えてくれるでしょうか(>_<)
コメント